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皆様方は良き伴侶に恵まれ、楽しい結婚生活を送られている方が多いと思います。
その上で早く赤ちゃんが欲しいという希望は誰にでも起こる普通の意識だと考えます。しかしなかなか妊娠せず、色々と悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
私は、オーストラリアで7年間不妊症を含む基礎的な研究をしてきました。オーストラリアと日本の違いとして、一つは、日本での患者様の方がストレスを感じていることが多いと言うことがあげられます。
日本では両親、友だちから受ける言葉が精神的なストレスを与えているケースが多いようです。それは日本の生活習慣から来るもので、子どもを欲しいと考える人にとっては大変な事だと思います。周囲の人が言う、「子どもはまだなの?」という言葉に傷ついた人は沢山いるでしょう。言った本人にとっては何気ない一言なのかも知れませんが、気にしている人にとっては、つらい言葉に違いありません。
不妊症は他の医療と異なり、そのこと自体が生命を脅かしたり、生活そのものに影響を与えることはありません。しかしながら多くの人がこのことについて悩み、苦しんでいる事は事実です。
私は、こういった患者様に対して、ただ単に妊娠できるように治療を行っていくだけではなく、正確な知識と、周囲の言葉に惑わされないような強い精神を持って頂くようにお手伝いしていきたいと考えています。
私は産婦人科として経験を積んだ後、オーストラリアで不妊症に関する研究を行ってきました。我々医師の仕事は、どちらかというと治すことが主体です。それに対して、不妊症などの勉強は、生命の誕生という最も人間における重要なクリエイティブな出来事にすこしでも関われるという点でやりがいのある分野だと思います。
我々は、不妊症について良く理解をして頂き、ご要望に応えることが出来るように努力していきたいと考えています。
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