不妊治療は、検査をしながら段階的に行います。理想は自然妊娠ですが、原因がわからない場合や、一般的な治療では妊娠が望めない場合は、人工妊娠の方法を選択しなければならないこともあります。不妊治療は、長い道のりになることもありますが、まず大切なことは、夫婦ともに治療について正しく理解し、納得して進めていくことです。当院では、不妊治療専門の施設を構え、不妊カウンセラーや培養士もおり、体外受精から顕微授精まで不妊治療に対し強く力を入れており、新しい命の誕生をお手伝いさせていただいています。また、産科・婦人科と病棟の入り口を別々に設置し、ストレス無くご相談、診療を行っていただけるように配慮しています。
不妊症は基本的に他の病気と違い本人の日々の生活にはほとんど影響しません。そのため他の人には特にその苦労が分かりにくく理解されない事が多いと思います。そのため「子供はまだなの?」、「どうして子供を作らないの?」などの言葉で傷ついた方が多くいらっしゃることでしょう。何気なく言った言葉でも、言われた本人はとても辛いことだと思います。 私も実際に昔言われたことがあり非常に悲しい思いをしました。現在は10組に1組は不妊症であると言われており多くの人が悩んでおられると思われます。より多くの人に不妊に対して理解をしていただき、多くの人が早く相談に来ていただいて少しでもストレスが無くなる様にするのが当院の役割だと考えております。当院では不妊カウンセラーや培養士もおり、体外受精から顕微授精まで不妊症に対して強く力を入れております。 今、実際に赤ちゃんが欲しくて悩んでおられる方や不妊症に対して質問がある方はなるべく早く当院にご相談ください。 それが私たちおおくま産婦人科の願いです。