はじめにMessage

不妊症は基本的に他の病気と違い本人の日々の生活にはほとんど影響しません。そのため他の人には特にその苦労が分かりにくく理解されない事が多いと思います。現在は10組に1組は不妊症であると言われており、多くの方が悩まれています。

当院では不妊カウンセラーや培養士も在籍しており、体外受精から顕微授精まで幅広く不妊治療に力を入れております。

不妊症のご相談、質問は当院にお気軽にご相談ください。
不安を取り除き、明るく進んでいけるサポートを。
それが、私たちおおくま産婦人科の願いです。

不妊症とは?Infertility

不妊症とは、妊娠や出産の可能な年齢のカップルが普通に夫婦生活を営んでいるに関わらず、一定期間(米国不妊学会では、1年以上、日本産婦人科学会では2年以上)妊娠しない状態を不妊症と定義しています。 なかなか妊娠しないのはどうして?と不妊に悩んでいる人はあなただけではありません。 不妊症はまれな疾患でなく、日本では10組に1組は不妊症と言われています。また、子供を一人生んだ後、二人目が欲しくてもなかなか子供ができない場合があります。

不妊症は、決してめずらしいことではなく、治療できないものでもありません。 不妊症の原因は男女ともに様々です。一人で悩まず、まず相談してみましょう。当クリニックでは、産婦人科医師、助産師、看護師、胚培養士の医療スタッフが産科・婦人科・不妊治療に取り組んでいます。 お気軽にご相談ください。

不妊治療についてInfertility Treatment

不妊治療は、検査をしながら段階的に行います。理想は自然妊娠ですが、原因がわからない場合や、 一般的な治療では妊娠が望めない場合は、人工妊娠の方法を選択しなければならないこともあります。 不妊治療は、長い道のりになることもありますが、まず大切なことは、夫婦ともに治療について正しく理解し、 納得して進めていくことです。 不妊治療の基本的な進め方は治療内容で詳しくご説明いたしますが、問診から検査をふまえた上で治療を行い、 その結果を見ながら進めていきます。

不妊治療における流れと目安

検査・診療内容 ステップアップの目安
STEP 1 不妊検査 初診時から随時行います。
(約1~3周期)
STEP 2 タイミング法 1~5周期を目安に行います
STEP 3 人工授精 1~5周期を目安に行います
STEP 4 体外受精(IVF)/顕微授精(ICSI)  

一人ひとりの状況に応じて治療していきます。

不妊症検査Infertility test

※現状やご要望、以前に治療を受けたことがあれば、その内容や今までの経過をお伺いした上で今後の必要な治療法などについてご説明します。

不妊症の検査は、原因別に次のような項目について調べます。

原因 検査内容 検査方法
排卵障害 ちゃんと排卵しているか? 基礎体温、ホルモン検査、超音波検査
卵管因子 卵管が詰まっていないか? 子宮卵管造影検査
子宮因子 受精卵が着床できるか? 超音波検査、子宮卵管造影検査
男性因子 卵に受精できるか? 精液検査、性交後試験(フーナーテスト)

不妊症検査の説明

基礎体温 覚醒直後に測定します。 目が覚めたならばその直後に、動かずに布団の中で測定します。 トイレに行った後など起床後に測定すると正確性に欠けます。 覚醒直後に布団の中で測定するためには就寝時に枕元に基礎体温計、基礎体温表、筆記用具を準備してください。
ホルモン検査 以下の項目について決意系検査を行います。 LH、FSH:卵巣が排卵するための予備機能を調べます。 PRL(プロラクチン):乳腺の発育と乳汁分泌を刺激するホルモンですが、高値の場合視床下部の刺激ホルモンを抑制して、排卵障害や黄体機能不全を招きます。 エストロゲン:卵胞で生産され、卵巣機能の評価をします。 プロゲステロン:着床が成立するのに必要なプロゲステロンが卵巣から充分に出ているかどうかを調べます。
超音波検査 子宮や卵巣の状態を超音波で観察します。子宮筋腫や卵巣嚢腫の診断や、卵子が入っている袋(卵胞)の発育状態のチェックに用いられます。
頚管粘液検査 精子が子宮内に進入するのに必要な頚管粘液が排卵の頃に充分に分泌されているかを調べます。
性交後検査
(フーナーテスト)
通常の性交で精子が充分に子宮の中に入っているかどうか、精子と子宮の適合性を調べます。 性交後7時間~9時間の間に頚管粘液中の精子の和也運動を顕微鏡で調べます。
子宮卵管造影検査 子宮腔内に造影剤を注入し、造影剤が子宮から卵管を通り腹腔内に流れ出す様子をX線で観察します。 子宮内腔の形、卵管の通り具合、卵管の太さ、卵管の癒着の有無などを調べます。
精液検査 世紀の量、精子の数、運動率を調べ男性側の不妊原因の有無を調べます。 当日の朝、専用容器に採取し、常温で2時間以内にお持ちください。 基本的に、20度以下あるいは40度以上になると精子の運動率は著しく低下します。
抗ミュラー管ホルモン
(AMH)
AMHは女性の卵巣予備能を判断する検査です。治療をする際の指標となります。検査は採血にて行います。
抗精子抗体 抗精子抗体の値が高いと、子宮や卵管での精子の動きを止めてしまったり、受精能力を阻害します。そのため、抗精子抗体があると体外受精以外での妊娠しにくいと考えられています。検査は採血にて行います。

初めてご来院される方へ

初めての来院時に受付にて問診表をご記入頂いております。ボタンより問診表をダウンロードし、予め記入したものをお持ち頂くと受付がスムーズです。